8月某日。みやこは悲しみに打ちひしがれておりました(´・ω・`)
暑い日中に汗かきながら作ったお鍋いっぱいのカレーをうっかり腐らせてしまったから……(´Д⊂ヽ
カレーも糸引くんだ……などとドン引きしている場合ではありません。
次の燃やせるゴミ回収日まで、重さ1.5キロくらいある腐ったカレーをどうするのか!!!???
今までなら頭を抱えてしまったところですが、直前に買っていた電動生ごみ処理機がその悩みを解決してくれましたよー!
家庭用生ごみ処理機 MS-N53 購入のきっかけ
この夏、我が家でこちらの商品を購入しようと思ったのは、この秋私の住んでいる自治体でごみ回収が有料になるからです。
指定の収集袋を買わねばならず、つまりごみの体積が増えるほどお金がかかる!
そこで生ごみ処理機でごみの水分をカラカラに乾燥させてやれば、収集日まで臭わないしごみそのものも少なくなってみんなハッピー!
というわけで我が家にやってきた『家庭用生ごみ処理機 MS-N53』、使ってみるととっても便利でした!!
家庭用生ごみ処理機 MS-N53 買って良かったポイント
生ごみが臭くない!
我が家の生ごみ処理機の使い方としては、生ごみが出るたびに処理機に投入して、蓋を閉めています。
1日の終りに深夜電力で稼働させると翌朝には処理されています。
生ごみが少ない日は2~3日分をまとめて処理することもありますが、貯めていても蓋がぴっちり閉まるので全然臭ってきません。
冒頭に書いたあの腐ったカレーも、処理機の中に入れて夜まで10時間以上室温30度以上という夏日でも臭ってきませんでした。
また、生ごみ処理中は若干焦げ臭さが漂いますが、生ごみ処理機を置いている部屋で寝るとかいう環境でない限り気にならない程度だと思います。
万が一、部屋やインテリアに臭いが付きそうで不安でしたら、屋外にも置けるので、本体が水に濡れないようにしてベランダにだすのも大丈夫です。
購入前はキッチン近くで生ごみが臭うことや小虫がやってくることもあった、あの憂鬱な日々からの開放!
これだけでも購入した価値があったな~!
生ごみがカラカラに乾く!
生ごみ処理後の翌朝、黒くサラサラに乾いた処理カスを見るのが密かな楽しみになっています笑
鍋いっぱいのカレーも跡形なく処理されたので、ちょっと感動してしまいました。
スイカの皮も入れたあと「ちょっと大きかったかな?」と思いましたが、翌朝になると手で触るだけでパキパキっと折れるくらい乾いています。
『家庭用生ごみ処理機 MS-N53』は容器の底にかくはん羽根と固定刃がついていて、生ごみを砕きながら高温の温風で乾燥させて処理する仕組みになっています。
そのため、スイカの皮も食べてそのまま投入できるのですが、余裕があれば水気を切って一口サイズくらいにしてから処理したほうが、処理時間が短くなり電気代も節約できそうです。
こんな生ゴミを入れてみました
生ゴミと言ってもいろいろありますからね。
カビの生えた食パン
ちょっと油断するとカビ生えてしまうよね(´;ω;`)
1枚まるごとだと処理時間がかかってしまいそうなので、ちぎって入れてみたところ、親指ぐらいの大きさのまるっとした硬い塊が幾つかできていました。
食パンの水分が抜け、トーストの匂いがする軽石のようです。
バナナの皮
前世がわからないくらい黒く小さく縮んでいました!
かろうじて根元の硬いところがバナナの名残っぽい。
甘い匂いも消え失せ、笑っちゃうほどバナナではなくなってしまいます。
枝豆の皮
枝豆のさやの形を残したまま、水分が抜けきっております。
バナナの根元もそうですが、繊維質なものは形が残ります。
枝豆の皮は手で握りつぶすと砕けますが、茎状のものは硬い棒状になっていつまでも残りますね。
ティーバッグ
お茶を飲んだ後のティーバッグを水分を絞ったあと、取り出し用の糸は取り除いてからティーバッグそのまま入れています。
ナイロンのような素材だとバッグは破れて茶殻と分離されます。
紙のような素材だと、バッグが綿埃のようにもじゃもじゃしていましたが、茶殻は分離しているようでした。
どちらにしろバッグ部分は残るので、手で取り出して燃やせるゴミにしています。
一度多めに生ゴミを処理したときは長時間(4〜5時間?)稼働していたせいか、細かくなったティーバッグが蓋のヒーターカバーに引っかかっていたことがありました。
バッグそのものは入れないで、茶殻だけを処理したほうがいいかもしれません。
処理後に残るカスはどうする?
我が家の生ゴミ処理量だと、2週間ぐらいで処理容器の三分の一ほどのカスがたまりました。
固定刃が見えなくなる程度にカスが貯まると、処理能力も落ちる感じがしましたのでそろそろ捨てます。
『家庭用生ごみ処理機 MS-N53』は2種類の処理機能があります。
私がもっぱら使っている標準モードに加え、ソフト乾燥モードは文字通り標準ほど乾燥させないので残りカスを堆肥作りに活用したい人向けです。
と言っても標準モードでも時間がかかるだけで、堆肥化できないこともないようです。
そこで、砂のように細かくなったカスだけを、庭の花壇に穴をほって埋め立ててみました。
説明書によると1〜3ヶ月程度で熟成・堆肥化するようです。
残りカスを堆肥化して家庭菜園で使うもよし、もちろんそのまま燃えるゴミとして回収してもらうこともできるのがとても便利です。
家庭用生ごみ処理機 MS-N53 イマイチなポイント
この『家庭用生ごみ処理機 MS-N53』、ほんとに便利で買ってよかったな〜と思っているんですが、それでも重箱の隅をつついてデメリットも指摘しますよ。
意外と大きい
外形寸法(幅×奥行×高さ)=268×365×550mmでございます。
説明書にはアピールポイントのように『コンパクトサイズで、キッチンにスッキリ置ける』と書かれていますが、日本の住宅環境を考えると、言うほどスッキリ置けないんじゃないかな……。
まず最初に置き場所を考える大きさだと思います。
細かいカスが飛び散る
処理中に温風で巻き上げられた細かいカスが、処理後に蓋を開けたときにこぼれ落ちて処理機の周りに飛び散りますので、室内置きだと気になるかもしれません。
それと、蓋の部分にヒーターがついていまして、ヒーターカバーにもホコリのように細かいカスがつきます。
ヒーターカバーを外してお手入れするのですが、このお手入れのときも周りに飛び散ります。
と言っても掃除機で吸い込めば片付く程度なので、このために屋外に置くという必要はないかなぁと思っています。
大量の柑橘類は無理
基本的に家庭で発生する生ゴミのほとんどは処理できるんですが、柑橘類の表皮にはリモネンという引火性の成分が含まれているので、大量に処理しようとするとヒーターの熱で燃える可能性があります!
説明書によると、柑橘類の皮は処理容器の半分以下の量を上限の目安としていますから、みかん1キロくらいの皮でしょうか?
柑橘類がお好きな方はご注意ください。
ソフト乾燥モードのほうが処理時間が長い
堆肥化しやすいように弱めの乾燥なのに、なぜなのだ……素人には解せぬ……。
処理時間が長いとは、つまり電気代もかかるわけで……なぜだ。
高額かな?
ぶっちゃけ生ゴミを乾燥させるだけの機械なのに、結構な価格なんですよ。
ただし、お住いの自治体によっては購入費の補助がでますので、ぜひ購入前に問い合わせてみてください。
実際のところ、補助金が出なかったら私も買ってなかったと思います😅
まとめ:大満足です!
逆説的ですが『家庭用生ごみ処理機 MS-N53』を使い始めてから、いかに私が夏の生ゴミに苦しめられていたかを知りましたね。
生ゴミに関するストレスがないって、こんなにも気持ちの軽くなるものなんですね!
生ゴミに憎しみを覚えるレベルの人が使うと世界変わりますよ、マジで!