ジャパネットたかたの驚異のプレゼン力はどうやって生まれたのか? 伝えることから始めよう(高田明)




初の自著!

家業のカメラ店の手伝いで観光写真を撮っていた時代から
年商1700億円超の日本一有名な通販会社をつくり、「卒業」するまで。
そして、今伝えたい一番大切なこと。

なぜ高田明が語ると伝わるのか?

ジャパネットたかた創業者にして、甲高い声が強い印象の高田明氏。

高田氏は自分が良いと思った商品だけを取り扱うってご存知でした?
私は知らなかったです!

商品の何が良い点なのか、そして商品を使うことでどんな良いことがあるのかを心を込めて紹介すると、自然にあの声になっちゃうんですって!

 

この本を読んだきっかけは、どこでも売れなかった商品がジャパネットたかたではヒットする、その驚異的なプレゼンのノウハウが書かれているだろうと思ったからなんです。

それも書かれていたんですけど、自伝としても読めるし経営論としても読めるんで、想像以上に深い。

語り口が高田氏そのままでとても読みやすく、中高生にも読んで欲しいな〜。

伝えることと伝わることは全然違う

これ!!

自分でプレゼンもしますし他人のプレゼンを見る機会も多いのでよく分かるんですが、伝えたいことへの思いが強いあまりに必要な情報がこぼれ落ちてたり、逆にデータばかりで結局何を伝えたいのか分からないプレゼンテーションってありますよね……。

この本では「何かを他人に伝えたいとき、重要なこと」が3つ挙げられています。

  • ミッション
  • パッション
  • スキル

ミッション

「なぜ、なんのために伝えるのか」を明確にすること。

テレビショッピングでは、商品の先にある「感動」を伝え、商品を手にしたお客様に「幸せ」を届けている、と。

量販店でも売ってる商品でも、ジャパネットたかたで購入するお客さんがいる理由ってここなんですよね〜!

 

ミッションを意識することで、同じ商品が違って見えてくる。言いたいことが相手の心に刺さるようになる。

プレゼンテーションの技術以上に、自分の中でミッションを意識することが大事だと言い切ってます。

普段、言いたいことがあっても「何のために」までは考えていないかもしれません。だからこそ、差をつけるキーになるのかも。

パッション

「どうしても伝えたい!」という強い情熱が、人の心に言葉を届かせ、ときには言葉以上のコミュニケーションになる。

 

プレゼンでも上手にやろうと思ってしまうのか、これ絶対思ってもないこと言ってるなっていう人とか、誰かのモノマネしてるようなプレゼンターがいますけど、それやっぱり心に残らない。

逆に情熱があれば多少言葉がつたなくても、表情や声量や姿勢なんかで相手の心を揺さぶっちゃうこと、ありますからね。

 

うまくなくてもいいから、どこかで聞いたような話じゃなく、自分の言葉を出していきましょうってことですよね!

スキル

とは言えですね、最初にも言ったとおり情熱ばかりが空回りするプレゼンもあるので、最低限のスキルは必要でしょってことです。

 

これは私がプレゼンする際に気をつけてることなんですけど、言葉の言い換えはかなり重要です。

働いたことのない学生に、ビジネスの厳しさや喜びを伝えるのって、とっっっても難しいことなんですよーー!!

学生生活に例えたり図解したりしてますけど、まぁ「伝わった!」って思ったことはないですね。
100%伝わらなくても、せめて想像しやすいように分かりやすく、とは考えながらやってますけどね……

コミュニケーションの力

人に何かを伝えるって、結局コミュニケーションですよね。
言いたいことを言いっぱなしにするだけではコミュニケーションじゃない。相手の心に届いて初めてコミュニケーションになる。

このコミュニケーションって人によって最適な方法が違うと思うんですよ。でも自分にとって最適な方法ってなかなか分からない。

高田氏はこの問題に対して人間性を磨きましょうって言ってます。人間性の良さが伝わらなければ誰もその人の言葉を信じないから。

 

「伝える力」を伸ばすには人間力を磨く必要がある。

 

単なる良い言葉じゃなくって、高田氏が心から思ってるからこその実感のこもった重みのある言葉になってますね!

 

ジャパネットたかたを卒業してなお活動的な高田氏。

まだまだやりたいことがあって夢にあふれています。ほんと魅力的だし、情熱的な人だわーって思いました!

ジャパネットたかたの危機とか震災のときの対応とか、胸の熱くなる話が盛りだくさん!

読んだ人によって感じ入るポイントは違うと思いますが、高田氏の人間性に惹かれることうけあいです。


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