【レポート】全国高校生マイプロジェクトアワード東京大会(2017.02.11)




先月のことですが、NPO法人カタリバが行っているプレゼン大会、マイプロジェクトアワード東京大会を見学させていただきました。熱気に包まれた会場でいきいきと発表する高校生に、可能性を感じた1日でした。

意気込みが伝わるポスター!

マイプロジェクトは、高校生が地域や身の回りの課題や気になることをテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通じて学ぶ課題解決型学習(PBL=プロジェクトベースドラーニング)です。マイプロジェクトでは、プロジェクトのテーマ設定に対する「主体性」と、例え小さくても実際に「アクションを起こす」ことを大切にしています。気づいた課題をジブンゴトと捉え、マイプロジェクトを実行した経験を持った高校生は、これからの新しい社会を創っていくコミュニティリーダーとなる。そう考え、高校生をサポートする活動と、マイプロジェクトを日本全国に広げる取り組みを行っています。
引用https://myprojects.jp/award/award2016/

3月25・26日にかけて実施される全国大会に向け、4つの地域大会が2月に行われました。東京大会もその1つで、個人・グループ部門と学校部門合わせて50組以上が出場しました。
わたしは学校部門にエントリーした8組の発表を見学しました。

 

プレゼンテーションの内容は、テーマを選定し問題提起するだけでなく彼らが考えた解決法を実施した結果まで含まれていることが条件。つまり、プレゼンそのものの良し悪しよりも、彼らの主体性や具体的な取り組み方が重視されています。
学校や周囲の大人たちは、高校生に行動を指図するのではなく、アイデアや行動力を引き出すファシリテーターの役目を担っていたようです。

 

さて肝心の発表内容はユニークなものが多かったです。

  • 海外の環境破壊の実態と日本の関係を伝える活動
  • 食品廃棄物を良質な飼料に変え、豚肉のブランド化に成功
  • 合鴨農法による完全無農薬の米作り
  • 「幻の里芋」復活プロジェクト
  • ITを利用した農業活性化
  • 「鹿屋市」の課題発見・解決への取り組み
  • 動画を利用した食品廃棄問題提起
  • 美味しくてヘルシーなラーメンの開発・販売

現役高校生が「問題」だと思うことと、その解決への取り組みに、素直に「素晴らしい!」と驚くと同時に羨ましくも感じました。自分の高校時代と比較して「こんなことしてみたかった、こんなことしていいんだ」の連続だったので。

 

発表時間はそれぞれ15分程度ですが、内容の濃さや語り口に引きこまれ、あっという間でした。台本を読むようなチームは一つもなく、スケッチブックや模造紙を用いて堂々としたもので、発表のために練習を積んできたことがよくわかりました。

全国大会へ出場できたチームもそれ以外のチームもそれぞれいいところが多くありました。もし自分が審査員だったら選ぶのに悩んでハゲそう……。

全国大会への招待状

選考結果発表こそ会場は強い緊張感に包まれていましたが、プレゼン前後は他校の子と交流を深め、考え方や価値観などの違いを楽しんでいるように見えました。

今回、悔し涙を飲んだ子も、実力を発揮できなかった子も、新しいヒントを得たのではないかな。
日頃、テストやスポーツなど結果を出すことにとらわれてしまいがちかもしれないけど、マイプロに取り組んだことで結果が全てではなく、そこまでに得たものが結果以上に大きいということ。今回で終わりではなく、得たものを活かして生きていくこと。
大事にして欲しいなーと思いました。

 

キャリア教育コーディネーターとしても、見学させていただいて勉強になりました!
高校生のアイデアや行動を引き出すための取り組みや技術を、わたしも実践して行きます。


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