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みやこですけども。
先日の大阪上映会で、カーレンジャーに出てくるパロディのネタ元が分からない、みたいな話がでましてな。
それはわたしも気になってた。
別に知らなくてもいいんですけど、知ってると二度美味しいっていうのがパロディよな。
「今のギャグはどこが面白かったのかと言うと……」
って野暮だと思ってた時期があったんだけど、放送から時間も経っているので分かってる人が分かってるうちに書いておいたほうがいいと思ったんだ。
そのパロディを拾いながら、各話レビューをしようと思う。
思うけども、
飽きっぽいわたしのことなので……
全話できるかは
分かりません。
あらすじとか書かなくてもみんな知ってる前提なんだけど、いいかな?
いいよね?
やっぱりダップの悪行についてもの申したい
地球にきたボーゾックが1話でやった悪いことって、
街の破壊行為
に集約されるんだけども、ダップの悪行はそれより遥かに勝る。
- 若者5人と衝突事故寸前の危険な着陸方法
- 『激走戦隊カーレンジャー』の秘密基地を勝手に設置した器物損壊行為
- クルマジックパワーを使用しての若者5人に対する脅迫・暴行行為
- 「ご紹介します、宇宙の平和を守る、激走戦隊カーレンジャーです!」契約の事実がない詐称行為
- 死亡したと思い込ませ、同情した若者5人に『激走戦隊カーレンジャー』として活動することを同意させた詐欺行為
強面のお兄さんが演じるVシネマの悪役じゃないか。
でも激走戦隊カーレンジャーという番組なら許される。
このダップが戦隊シリーズでいうところの司令官になるんだけど、
それも激走戦隊カーレンジャーという番組だから許される。
会社員と戦隊ヒーローの2足のわらじ
屋外が暗いのに5人が仕事に励んでて、セリフは無いけど納期直前感がすごい。
観てるこっちもちょっと胃がいたくなる。
迫りくる納期に発狂して
「おれたち社長にだまされてる!」
とかいい出すのも、納期前の社会人によくある風景だ。
このあとすぐにボーゾック発生するんだけど、そのときはもう外が明るいの。
早朝出勤だったのかな? いやまさか、こいつらに限ってそんなことは……。
結局、5人とも激走戦隊カーレンジャーになって物語が始まるんだけど、ほおりっぱなしの仕事はどうなったんだべ??
細かいことはうやむやになるのも、
激走戦隊カーレンジャーという番組のいいところだと思います!
絶妙のさじ加減
放映当時は、
激走戦隊カーレンジャーはフザケているから嫌いです
みたいな意見を見聞きしたものですよ。
今もそういう印象をもってる人がいるのかどうか知らんけど。
まあね。分からんでもない。
けど、
人間が真剣に行動した結果、周囲からはフザケて見える
っていうのはこの世にはよくあることなんだよなぁ。
1話にしても、
ボーゾックがハザード星を花火にしようと
↓
破壊されるハザード星、ダップ母子の別れ
↓
激走戦隊カーレンジャーになる決意をした5人の凛々しい表情
↓
死んだふりから起き上がるダップ
まさに悲劇と喜劇が裏表になっているシーンの連続でこの番組は進んでいくんですよ。
そのスピード感や硬軟の落差、ストーリーの盛り上げ方に
魅力を感じるし、見続けると癖になる。
そのうち激走戦隊カーレンジャーなしでは生きられないからだにされてしまう。
で、激走戦隊カーレンジャーはフザケているのかどうかってことなんだけど。
それは自分の目でみて確かめて欲しい。
わたしはフザケてると思うけど。
パロディのネタ元
ハザード星人がヨーダ(STARWARSシリーズ)やE.T.にそっくり。
ひと目で宇宙人ってわかるからいいよね。
次回予告
ボーゾックが話している最中に
「うるさ~い!」
と話を切り上げるカーレンジャーたち。
社会人としてはどうかと思うけど、
こういうのがカーレンジャーらしいところ!
今回のレビューは以上!
激走戦隊カーレンジャー第1話「戦う交通安全」はDVDのVol.1に収録されています。